昭和が残る三崎港(西予)

四国旅行記

こんにちは、銀ふくろうです

今回は佐田岬半島の三崎という場所に訪れたことについて話していきたいと思います。
それでは早速、本編に入っていきたいと思います。
​~本編~
​1.三崎とは?
​さまざまな場所にこの地名は見ることができますが、今回お話する三崎とは、​愛媛県の西部の奥の方にある伊方町の一部です。
このように陸路ではかなり孤立するような場所にあり、​愛媛県の宇和島からバスでアクセスする場合と九州から大分市からフェリーでアクセスした時の運行時間が、同じ1時間ほどです。
また、瀬戸内海に面した町であり、漁業などが盛んです。
​2.実際に行ってみた
12時半、宇和島駅。かなり立派な駅舎です。ここから八幡浜まで向かいます。
運んでくれるのはアンパンマンのラッピングがされた特急宇和海。
しかし勧善懲悪モノが嫌いな筆者にとってはあまり嬉しくありません。
しかし車窓が良ければよし。一時間もかからないくらいで八幡浜に到着しました。
ここからはバスで移動します。乗り換えは5分ほどだったので走ってバス停へ向かいました。

八幡浜駅からバスで1時間ほどで、三崎港に向かいます。
バスはかなり古い型の観光バスであり、30年前にタイムスリップしたかのようでした。
1時間ほどで三崎にたどり着きました。昼食をとるために1つ手前のバス停で降りたのですが、
 
​信号が機能していません。​故障かなと思ってスルーし目当ての食事処に着いたのですが、
​開いておりませんでした。写真のマリーナというところなのです。定休日はなかったはずなのですが…
仕方なしに港の方まで向かっていくと、
ブロック塀が途中でなくなっている敷地がありました。中にはガレキが積もっています。なんだか不気味に思えてきました。
またしばらくすると歩行者用信号機がありました。やはり​電気がついていません。
海が目の前の通りに出てきました。いよいよ三崎港です。

 

 
多くの店がシャッターを下ろしていたり、引き戸で締められていました。
そんな中でも個人的には真ん中が壁になっている建物は初めて見ました。何の店だったんでしょう。
半島の先の方に風車が見えました。この三崎がある伊方町は四国唯一の​原子力発電所の他に風力発電が複数基あることで​有名なのです。

海に近づいてみるとかなり荒れていました。夕暮れも相まって、かなり怪しげな雰囲気です。
港につきました。別府方面に連絡するフェリーがあるために​通りと変わってエンジンのかかっている多くの車が並んでいます。
 
​対照的に、右側の道の駅の駐車場はガラッがらです。とはいえ台数は全然ありませんし、この周辺では食事ができないので無理もないと思いました。
奥にいるバスは乗ってきたバスで、撮って30分程してあのバスに乗って八幡浜駅まで戻りました。

八幡浜駅についた頃にはだいぶ暗くなっていました。
行きの時は急いでいたので気づかなかったのですが、いい雰囲気の駅ですね。
そしてここから松山まで移動し更に宿泊先の道後温泉まで向かいました。
夕飯は贅沢をして、

鯛めしです。昼飯がなかった事も相まり至福の夕食となりました。
 
3.行ってみて
三崎は四国における九州への玄関口であることはよく分かりました。
一方でその交通の要所であることが地域になにか貢献している訳ではなさそうなのは問題なのかもしれないと思いました。また駐車台数が少ないことや漁港の面もあるのに食事処が少ないのはカーフェリーのターミナル港がある街としては勿体ないなあとも思わされました。
これから10年後、このまちはどうなってしまうのか心配なところです。
 
とりあえず今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、有難うございました。

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