こんにちは、銀ふくろうです。
前回は留萌線の動画アップロードをお知らせしましたが、その際に一度中断しておりました昨年の旅行の話を再開していこうかと思います。
今回はいよいよ夕張の探索です。それでは早速、本編に入りたいと思います。
今回の移動 行程：夕張駅→桑島整形外科→市役所→ファミリースクールふれあい→マウントレースイ→札幌駅 →旭川駅 時間：7時間(夕張駅着 1225 レースイ発 1545頃 旭川駅着1915頃)
～本編～
5人ほどの客が列車から降りていきました。奥の巨大な建物は丁度10年前、2007年に建てられました「ホテル マウントレースイ」です。一節によると、これが原因で夕張市が破産したとか。ともかく違和感があります。札幌にあった建物がワープしてきたって感じです。
ちなみにこのホテルも2020年のクリスマスに運営会社が破産したことに伴い営業を停止しました。
奥に見えるのが石勝線夕張支線の末端部です。さっきまで30分間乗っていた区間が無くなるというのは不思議な気持ちです。
ちなみに車止めの奥にある建物は駅舎ではありません。喫茶店です。夏に一度行っておりまして、こじんまりとした雰囲気は良いのですが、分煙されてなく喫煙者ばっかりだったので、辛かった記憶があります。
ホームから出てホテルの駐車場から撮影したものです。列車は丁度この時に運転手だけを乗せて引き返して行きました。この物寂しい雰囲気好きです。
列車が遠く離れて行くのを見届けた後、取り敢えず目当ての場所を目指して歩いていきました。
いきなりですが、目的地その1です。廃病院ですが、敷地内の駐車場に車が止まっています。院長は写真右下の看板に書かれております。調べたらところ、この方が1965年に書かれた論文が見つかりました。なぜ、そしていつごろ診療を取りやめたのかは不明です。ネットにはここに勤めていたという方が院長が自殺したと書き込んでいましたが、あまり信憑性は無さそうです。
いつもの様に裏手に回りました。70年代のベンツです。ボンネット上のエンブレムが吹っ飛んでます。誰かが持っていったんでしょうか。
古い自販機を見つけました。中にあったコカ・コーラは90年代半ばのものでした。2,3年に1回はデザインが変わるので、自販機自体はそれより前のものなのでしょう。ちなみに電源からプラグが抜かれていたので利用はできませんでした。
市役所を後ろから撮影したものです。これだけでも困窮していることがよくわかります。ちなみに市役所の隣には映画館がくっついていました(写真右に写っている別館みたいな施設です)。炭鉱が閉鎖されてから夕張市は映画のまちを目指していたそうですが、現在営業中の映画館はありません。
また来てしまいましたが、今回もチキりました。次こそは…
これは帰りに市役所から南の方向へ撮影したものです。車道の様子を見てもわかるかもしれませんが、車の通りはかなりありました。
この後昼食を求めてホテルの方へ戻りました。
ホテルのロビーにある記念撮影用のものです。絵のキャラクターは夕張父さんと夕張おっかさんと言い、『とうさん』は『倒産』で『おっかさん』は『まっかっか(＝赤字)』とかけているそうです。正直、自虐がキツいです。顔の部分が手で破られているのかボロボロになっているのも細かい配慮なのでしょうか。ただしなんといっても絵の下のフレーズは名言ですね。
昼飯はホテルの隣にあった屋台村という出来て間もないフードコートで頂きました。その施設の中には名の通りラーメン屋やカレー屋、寿司屋などが屋台風に隣接しており都内にあるようなお洒落な印象がありました。味もなかなか良かったですよ。
さて、昼飯も済ませて屋台村を出ると、面白いものに出くわしました。
都営バスの車両でございます。本来雪景色と合わないはずなのに、なぜか良さ味を感じてしまうのは何故なのでしょう…。まだまだ頑張って欲しいですね。
これを撮影してから10分ほどで札幌に向かうバスが来たのでこれに乗り札幌まで90分かけて移動をし、30分かけて特急へ乗り継ぐ、予定でした。
特急発車60分前に札幌市街地に到着し順風満帆と見えたバス旅は、渋滞に巻き込まれ、予定を20分オーバーする形でターミナルに到着したのです。
トラブルに備えて特急券は購入したので、ワンチャンある、と考えた私と友人は疲れた体に鞭を打って走り、なんとか事前に指定した席に座ることが出来ました。
そんな訳で無事にこの日の宿泊予定地である旭川にたどり着きました。最後に旭川でパシャり。
夕張は1日で回るのは厳しいということを痛感しました。
マウントレースイにも泊まりたいのでもし今度行く機会があれば是非2日かけてゆっくり観光してみたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
