冬の夕張支線2016

北海道旅行記

こんにちは、銀ふくろうです。

久々の更新です。本業の方の試験の準備が大変でして。なぜ大変だったのかというと、本記事でこれからお話しする旅行に行く条件として、相応の成績を突き付けられていたからです。
結果として再び北海道に訪れることが出来たのですが、更新が疎かになってしまいました。
さてどうでもいい話はこれくらいにして、早速今回の旅行についてお話していきたいと思います。
 
今回の北海道の旅行は12月21日早朝~12月23日深夜にかけて行われたものですが、このうち22日の深夜から予定とは異なった行動をとりました。22日というのは覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、大型の低気圧により新千歳空港がパニクった日でもあります。
はてさて筆者がどのような行動をとったのでしょう。それでは本編です。
この日の移動
行程:羽田→新千歳→南千歳→夕張(石勝線夕張支線完乗)
時間:約5時間(羽田730発 夕張1225着)

【1日目のタイムテーブル①】

7:30 羽田空港発
↓日本航空 581便
9:00新千歳空港着
10:15新千歳空港発
↓千歳線
10:18南千歳着
 

午前7時を過ぎたあたりの羽田空港搭乗ゲートです。私は飛行機が苦手なのでこの頃から緊張して膝がガクガクしてます。

この後間もなくして搭乗し、本州の地から(高度的に)離れていきました。
 

私が揺れに怯えながらも勇気を出して撮った1枚です。この時の私に車窓を楽しむ余裕はありませんでしたが、こうして見返してみますと東京の空撮っていいものがありますね。
20分もしない内に車窓を雪景色が占め始め、新千歳に着く頃には
 
真っ白になっていました。都民にとって雪は冬の旅行の一番の魅力でございます。特に、最初に見た時はこれから始まるのだなと胸が熱くなってくるものです。
空港内で買い込みをし、朝飯を済ませた後鉄路に乗り換え、石勝線の始発駅である南千歳に向かいました。空港から3分程で南千歳に着き、私は本日のメインイベントを迎えました。
 
ご覧下さい。本日の目的地の夕張に向かう列車です。今回のメインディッシュとなります。単に夕張に行きたかったというのもありますが、一番の目的はこの列車、更にはこの列車が走る路線にあるのです。
下の写真は列車の走る区間についてのプレートですが、
 
この千歳と夕張の間のうち、2019年の春に新夕張~夕張の区間、通称「​夕張線​が廃止になるためです。
私は2017年度の間は受験生ですから、今年度中に乗っておきたかったわけです。
そしてまだ余命1年以上ある路線の車内は
 
このようにガラッ柄です。今年の夏頃には鉄オタによって占拠されていると思うと、ホントに今日来れてよかったと嬉しくなってきます。
相方と交代で写真を撮り、それが終わると程なくして列車は出発しました。
 
このラブホみたいな構造物は石勝本線内にあります川端駅にあるレジャー施設跡です。2010年にオーナーが亡くなった為、廃墟となりました。現在は再利用する方を募集しているそうですね。
(詳しくは「ALL北海道」のHPをご覧下さい。)
途中追分で10分以上止まったりしながら、本線内を一時間以上かけて進み、そして12時1分前に新夕張に到着しました。
 
ここから夕張までの区間が夕張線です。
新夕張は夕張の中でも比較的大きな街で、その証拠といってはなんですが、帯広方面の特急の途中停車駅でもあります。
新夕張を過ぎて暫くすると、
 
時代に置いていかれた雰囲気が漂い始めます。列車の惰行時の静かなレール音のみのサウンドも相まって、私は心が一杯に満ちるような心地がしていました。やっぱり廃墟が持つ独特の雰囲気は最高です。
 
この清水沢駅には1990年まで、三菱が運営する南大夕張炭鉱とを結ぶ鉄道が走っていました。(詳しくは本ブログ第16,17話をご覧下さい)
その鉄道のレールはは奥に見えます駅舎とこの車両が止まっているホームの間にありましたが、いまや面影はなくそこだけ空っぽですが、その空っぽも立派な跡です。合掌。
清水沢を過ぎると15分ほどで列車は現在最も寂れたターミナル駅に到着しました。
 
それでは今回はこの辺で。次回は夕張での車両撮影と、冬の夕張市内の散策した事についてお話ししていこうかと思います。
今回も最後までご覧下さいまして、有難う御座いました。

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