メンヘラの治りかけと山形新幹線、陸羽西線 【東京─新庄-酒田】

巡検レポート

新庄駅:てくてく散歩

駅舎(西側)から出て正面のようす。

駅前は市街の中心部東端にあたり、交差点から放射状に広がる道路によって区画が整理されています。一方市街地のほとんどは新庄城を核とした城下町の区画を残しているようです。

新庄駅舎 広域交流センターが隣接している為か大きく見える。
雨が降り始めたこともあり10分で駅に戻ることにした。

駅前の商店街は空き地や駐車場、それに閉業した店舗がちらほらあります。
市全体でもここ20年で人口が20%(約7000人)減少しているとのこと。しかし道路については整備されて綺麗な印象があります。

その一方で車の通りは少なくありません。恐らく住宅地と店舗が駅の東西で分離されている為のようです。

市街の概観図。駅前の商店街は西側(左側)。

恐らく今後の課題は市のメイン産業である農業の後継者問題を解決することでしょうか。

交流センターの駅側入口。イベントはそこそこ行われているようだが…。

駅に戻ってきました。交流センターはカフェにあるような椅子と机が密を避ける形で設置されています。人はそこそこいますが待合室・自習室として使っているようです。

右のテナントにはコーヒーショップとピザ屋…ピザ屋?

吹き抜けの天井や2階の出っ張りを見ると展示場を思い起こします。ちなみにこの廊下の奥左には鉄道資料館がありました。ジオラマや駅舎の模型、ヘッドマークなどが展示されており、無料で入ることが出来るいい感じの場所です。

一方(コロナじゃない時に来てみないと分かりませんが、)普段ここを利用する地元の人からしてみれば交流する場所なのかは怪しい気もします。

既にキハ40並の貫禄がでてきたキハ110

新庄→酒田:落ちつく頃には夕方で

さてここからは宿泊予定地の酒田を目指します。とここで車窓から古い機関庫が目に入りますが何となくスルー。国鉄時代の機関庫や転車台が残っている(機関庫は使われている)のですが、翌月知りました。

二両編成で運行しているが、ほぼ回送状態。
新庄駅を出て暫くは田んぼが広がる。
9月の4時半にしては随分と暗い。

20分くらいすると最上川と併走するようになりました。トンネル同士に挟まれたような秘境駅が2駅ほど連続します。

3大急流と呼ばれる最上川ですが、こうも離れているとその様子は分かりません。しかし河原や川幅の広さは急流だからこそです。

新庄を出て1時間ほどで酒田に到着しました。山あり田んぼありで混雑もしていない、快適な移動でした。

酒田:今日のお宿とチキンなディナー

泊まるのは駅の目の前に新しく出来た「月のホテル」です。

第一印象は「オシャレ」。多分左の吊り掛け照明は満月をイメージしてるのだろう。

大浴場が無い代わりに、一部ガラス張りの部屋風呂がついています。従来のビジネスホテルの部屋風呂には「暗く狭い」イメージを持っていましたが、それが覆されました。浴室と寝室のシンプルな部屋ですがデザインの凝った素敵な宿でした。

客室の窓から。簡易更新された駅舎とその更新前からあるホテルα-1が見える。テーマが統一されていない都市の魅力を感じることが出来る。

チェックイン後市内を観光する事も考えていたのですが疲れ切っていたのでチキります。食って寝ることにします。

夕食は魚かラーメンか…といきたい所ですが食べログで魚は高いこと(10貫3000円)が分かり断念。ラーメン屋は量が多く、残した時の事を考えるとバーチャルな申し訳なさが出てきたのでコンビニ弁当で済ませることにしました。

しかしながらコンビニ弁当も安くない。

こうして私は10時に就寝しました。(次ページでは旅行中のメンヘラについて振り返ってみますが、とてもめんどくさいのでここでブラウザバックする事をおすすめします。)

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