弥彦山とクライミングカーと昭和レトロ

大都市圏に住む人にとって、近郊にあるレジャースポットは便利な場所です。身近な距離にありながら、その半日を充実させてくれます。首都圏ですと江ノ島やみなとみらい、川越や木更津などがその一例に挙げられるでしょう。

ではほかの都市圏はどうなのでしょうか?地方都市は?考えてみると私は余り知りませんでした。今回はそんな事も考えず出掛けてみたら濃い場所に出会った、という話です。

今回の旅行
行程:弥彦駅⇔弥彦神社(さんろく駅)⇔山上駅(弥彦ロープウェイ・クライミングカー使用)
時間:2時間半(12:45→15:15)
予算:1880円(弥彦山ロープウェイ・クライミングカー往復料金)
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2時間弱で稚内駅を散歩する

こんにちは、銀ふくろうです。

北海道旅行をする時、北海道の端にある街へ行くことを検討し、そして諦めた経験はないでしょうか?
函館や根室が、札幌や釧路から遠く、かといって新千歳空港から飛行機は高いといった理由で行くのを遠慮したりする経験があるのではないかと思います。そして稚内は話にすら出ないこともしばしば。もし候補に入れたとしても、レンタカーで行くのには余りにも距離があり、公共交通機関では観光時間を確保することが難しいものです。

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特に鉄道を使用した場合ですと、旭川から特急で往復で7時間以上かかるというのに、滞在時間は5時間もない事が多く、中々立ち寄れないでいる方も多くいらっしゃると思います。

しかしながらこの半日に及ぶ旅行をして、楽しむ人間は何を楽しむのでしょうか?
今回は、旭川から鈍行を乗り継ぎ稚内に到着した筆者が滞在時間​1時間40分​でどれほど​楽しむことができたのか​ということについてお話していきたいと思います。
(なお、片道3時間半、ではなく6時間弱を楽しんだ話については、以下の記事をご覧ください。)

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国鉄渚滑線 北見滝ノ上駅跡 in2016

紋別市と上川町を結ぶ目的で敷設された渚滑線。
その際に最初に開通した区間の終着駅が、この北見滝ノ上駅でした。

結局石北線の開通により、上川駅までの延長する意義を失い、1985年の廃線まで
終着駅だったこの駅は、今も並々ならぬ助力を受けながら余生を過ごしています。
この記事はここへ2016年8月に訪問した時の話です。

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猛暑の中の碓氷鉄道文化むら観光 2016

昭和から活躍してきた、ほどよく古い鉄道車両がたくさん置いてあり、
入ることも出来る鉄道文化むら。
鉄道好きなら一度は行ってみたい場所の一つだと思います。

しかしほとんどが屋外のこの展示場は8月に行ける場所なのか…と思われる方もいらっしゃるはずです。筆者もそうでした。
今回はその懸念が払拭された(あまり自信はありませんが、)体験を話したいと思います。

旅行の概要:鉄道文化むら滞在
   時期:2016年8月
 移動行程:塩沢→水上→横川(鉄道文化むら)→軽井沢→篠ノ井→松本
 滞在時間:3時間(移動時間は6時間半)
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