昭和から活躍してきた、ほどよく古い鉄道車両がたくさん置いてあり、
入ることも出来る鉄道文化むら。
鉄道好きなら一度は行ってみたい場所の一つだと思います。
しかしほとんどが屋外のこの展示場は8月に行ける場所なのか…と思われる方もいらっしゃるはずです。筆者もそうでした。
今回はその懸念が払拭された(あまり自信はありませんが、)体験を話したいと思います。
旅行の概要:鉄道文化むら滞在 時期:2016年8月 移動行程:塩沢→水上→横川(鉄道文化むら)→軽井沢→篠ノ井→松本 滞在時間:3時間(移動時間は6時間半)
3日目:タイムスケジュール
塩沢駅 7:35発
↓上越線 水上行
水上駅 8:51着 8:57発
↓上越線 高崎行
高崎駅 10:02着 10:19発
↓信越本線 横川行
横川駅 10:54着 14:00発
↓JRバス 軽井沢行
軽井沢駅 14:34着 15:09発
↓しなの鉄道線 長野行
篠ノ井駅 16:13着 16:19発
↓篠ノ井線 甲府行
松本駅 17:20着
朝7時半の列車に乗るため、午前6時に起床し7時に宿を出発しました。
この際、宿の方が駅まで送ってくださいました。
そして、今日の目的地である、碓氷峠鉄道文化村のある横川に向かいます。
やってきたこの車両はこれです。
E129系です。一昨年の12月に出たばかりの新車で、
115系との置き換わりを目的とした車両です。
115系とはなんぞや?という方は、以下の記事にある説明をご覧ください。
ちょっとずつ、115系を見ることが出来る場所も減ろうとしてきていますね。
車体のピンク色の帯を見ると、東急東横線の5050系を思い出してしまいそう。
でも車内がピッカピカなのは、とても落ち着きますね。
水上からは115系でした。電車を2回乗り換えて、
3時間ほどで横川に着きました。
まずは昼食ですね。やっぱり横川と言えば、釜飯に限ります。
駅前にも屋台形式の店があったのですが、気温は36度と外で食べるのは暑いので、
近くのドライブインで昼食をとりました。
ドライブインの方ですと、釜飯とセットでラーメンやソバを付けたり出来るようでした。
ただ、釜飯とラーメンがどうにもミスマッチなような気がしましたので、
釜飯のみにしました。
![](https://i0.wp.com/ginfukuro.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_20210302_140559-edited-1.jpg?resize=1080%2C810&ssl=1)
値段は税込で1000円とワンシート(?)でお手頃ですね。
もし、もし横川に向かわれる方がいらっしゃるようでしたら、
釜飯とラーメンがマッチするのか、来訪後ご報告お願いします。
さて、この後駅に隣接する鉄道文化村に入りまして、まず室内施設にむかいました。
ここには、HOとNゲージが混ざった巨大ジオラマと電車でGOの筐体があります。
私の知る限りですと電車でGOの筐体があるのは、ここと富士箱根ランドという、
古い建物のホテルしか知りません。
ただ、1クレが200円ということで、3クレに止めました。
それでもアーケード版はなかなか無理のあるダイヤに設定されていて、
長続きしないようになっています。そのため、3駅目に入線できればいい方で、
だいたい1駅止まって、間に合わないか、オーバーランかであっという間に
ゲームオーバーになってしまいました。
そういえば、今度電車でGOのあたらしいバージョンが出るそうですね。
もう最後のバージョンが出てから8,9年経ってしまったのでしょうか。
すごいCGがいいとのことなので、プレイしたことのない方もこの機会に
遊んでみてはいかがでしょうか。
このあと、体験トロッコで爆走したり、車両保存のところで運転席に入って
ギアを動かしたりして楽しみました。
ちゃんと整備されているのでギアやブレーキを動かしたりできる車両もあるのです。
かなりたくさんギア数があるので、レバーを段々と引くのは、爽快ですね。
ちなみに↑の車両は登っても入れませんので、悪しからずです。
また施設内には電気機関車と特急車両のシミュレーターがあるのですが、
1回(10分ほど)1000円とかなり高く、途中でゲームオーバーになることもあるそうで、
電車でGOの後で財布の紐が緩むことはなく、遠慮していしまいました。
今になって後悔しています。
この後、冷房の効くお座敷列車があったので、
入って寝っ転がりました。
文化村は、入り口入ってすぐの施設以外とお座敷列車以外は冷房が効いておりませんので、
夏に行く方は熱中症予防をしっかりしてくださいね。
特に、電気機関車の運転台はサウナみたいですので、ずっといるのは
危険だと思います。
こんな感じで楽しかった3時間はあっという間に過ぎ去り、
やってきたバスに乗って、横川を後にしました。
ちなみに横川から先のバスというのは、元信越本線の代替機関です。
この元信越本線だった廃線跡のうち、半分はハイキングコースとして歩く事ができます。
バスのダイヤ上、廃線を歩くことは叶いませんでしたが、
また、電車で高崎に戻る場合は、ぜひ行ってみたいですね。
(2022年追記:歩きました!その時の記事はこちらから御覧ください!
→「アプトの道を3時間で歩けると思った話」)
そして、軽井沢に着いてからは篠ノ井まで、元信越本線の間を移動し、
篠ノ井からは宿のある松本駅に向かいました。
ほとんどが屋外という事ではありましたが、思ったよりも安全地帯があるという事をお伝えできたかと思います。
ただ、(当然のことですが)何も熱中症対策せずに行けば大変な事になるかもしれません。
基本的な対策をしながら、是非楽しんで頂ければと思います。
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