寝れなかった初サンライズ瀬戸とその後の予定

こんにちは、銀ふくろうです。

東京と出雲市、高松を結ぶ寝台特急、サンライズ瀬戸号に乗車してきました。

基本的に毎日走る寝台列車は国内でこれだけのため、中々厳しいチケット争奪戦になりましたが、なんとか勝ち取りました。

もうずっとウキウキです。車内での過ごし方も、乗った後の事も何も考えていません。

そして、このウキウキが後々頭を悩ませることになったという話をしていきたいと思います。

今回の移動
旅程:東京→高松→??→東京(サンライズ瀬戸乗車)
日数:0泊2日(2021年12月)
予算:5万円
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弥彦山とクライミングカーと昭和レトロ

大都市圏に住む人にとって、近郊にあるレジャースポットは便利な場所です。身近な距離にありながら、その半日を充実させてくれます。首都圏ですと江ノ島やみなとみらい、川越や木更津などがその一例に挙げられるでしょう。

ではほかの都市圏はどうなのでしょうか?地方都市は?考えてみると私は余り知りませんでした。今回はそんな事も考えず出掛けてみたら濃い場所に出会った、という話です。

今回の旅行
行程:弥彦駅⇔弥彦神社(さんろく駅)⇔山上駅(弥彦ロープウェイ・クライミングカー使用)
時間:2時間半(12:45→15:15)
予算:1880円(弥彦山ロープウェイ・クライミングカー往復料金)
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北海道3廃線の旅【夕張・札沼・留萌線+急行はまなす】

北海道では鉄道事業の縮小が進んでいます。背景としてはJRの経営状況がヤバい事が挙げられます。そして改善の目処も経っていません。2021年7月27日に国から監督命令から3年が経ちましたが、コロナ禍の影響を抜きにしても上手く行っている気配はありません。

さて縮小としてはここ5年で4つの路線の一部が廃止され、およそ40駅ほどの廃止がされてきました。路線の廃止区間は以下の通りです。

①留萌線 留萌ー増毛間         2016年12月廃止
②石勝線 新夕張ー夕張間        2019年4月廃止
③札沼線 北海道医療大学ー新十津川間  2020年4月廃止
④日高線 鵡川ー様似間         2021年4月廃止

また2020年には留萌線の留萌ー石狩沼田間の廃止も決定的なものとなりました。
今回はまだ①の廃止が決まっただけだった2015年の12月末(25-28日)に北海道に訪れ、上3つの路線に乗った時の話です。

なおフィルムっぽい写真はLeica CMで撮影したものになります。

1.青森駅2218→札幌駅0607(急行はまなす)⇔室蘭(地球岬)⇔登別

青森駅も2021年3月に新しくなったらしい。通路にベンチとかはあるんだろうか?

まだ夜10時ですが、横浜を出て13時間普通列車に揺られ力尽きかけです。
でもはまなすに乗れるのは最後でしょうし、寝るわけにはいきません。
少なくとも函館駅での車両交換がある1時までは起きていないと。

青森駅で編成全体を収めた写真はない。何やってんだ。

この列車には以前一度だけお世話になったことがありました。
東日本パスを無くしたのはいい思い出です。
ただそれ以上に印象的だったのはドリームカーの座席でした。
その半年前に初「ながら」の洗礼を受けた私にとって、夜行の座席は地獄という意味でしたがドリームカーでは60度近く座席を倒し、すやすや眠る事が出来たのでした。

残念な事に今回は普通座席ですが。

それともう一つ。後悔ポイントがあります。録音です。
撮影が出来ないなら…と思ってしまいます。ただ録音できる機材がタブレット(SO-O2G)しかなく、電源が確保出来なかったので断念せざるを得ませんでした。

出発して暫くはラウンジで友人と菓子を持ち寄り駄弁った。
しかし眠いとの事で青函トンネル入る前に解散。

当然車窓は真っ黒でしたが、青函トンネルに入ってからの光景にテンションが上ります。
トンネル内にあった無数のライトが長い光の筋となり、近未来を魅せてくれました。

函館駅ではフィルムカメラを片手にパシャパシャしました。
疲れていたので大体ピンぼけです。

交換前。かなりの乗客が撮影に参加していた。運動中のお化けも驚いた事だろう。
交換後。編集に編集を重ねたが…。
夜中とは思えない明るさ。雪明りに照らされている。

函館を出たら流石に寝ます。4時間半ほどの短い仮眠です。
廃止された今となっては起きていればよかったと思うばかりです。

寝てからの記憶は殆どありません。札幌ついた後、座れなかった事だけは覚えています。

札幌駅にて
無音カメラを知らない私は客室内からの撮影を躊躇った。かなり勿体ない事をした気がする。

母恋駅で下車後、地球岬へ向かいます。前(2012年冬)に訪れた時はペットボトルが凍る程でしたが今回は比較的穏やかです。

メンヘラの治りかけと山形新幹線、陸羽西線 【東京─新庄-酒田】

こんにちは、銀ふくろうです。
メンヘラになってから3年が経ち、TOEICの受検などといった大体の事が出来るようになってきました。
そして9月の第三週、1年半ぶりに泊まりで旅行に行ってきました。
前もそうでしたが、時期が空いての宿泊旅行は敷居がかなり高いものです。
今回は楽しみ苦しんだその旅行についてです。

2023年3月追記:JR東日本は工事に伴い陸羽西線での鉄道運行を休止し、代替バスでの営業を開始しました。廃線も囁かれていますが、往時がどのような雰囲気だったのかも感じ取って頂ければ幸いです。

今回の旅行
旅程:東京→新庄→酒田(山形新幹線使用・陸羽西線完乗)
時間:6時間半(11:00→17:30)
予算:13130円(新幹線eチケ適用)
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「アプトの道」往復12kmを3時間で行けると思ってた話

 
 令和3年の天皇誕生日に甲信越を鉄道でぐるっと廻る旅行に出てきました。道中で立ち寄り歩くのは信越線廃線区間をハイキングコースとして整備した「アプトの道」と、鉄道の国内最高地点(野辺山~清里)の二箇所です。行程は以下の通りになっており、この記事では「アプトの道」を往復した所までを扱います。

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5日間で登別→稚内→旭川→函館→室蘭(四日目)

こんにちは、銀ふくろうです。

 

最近、北海道新幹線の新設工事区間(新八雲駅付近)のトンネルで崩落事故が起きたというニュースが入ってきましたね。どうやら負傷された方もおらず、また工期には大きな影響がなさそうということで良かったです。

 

それはそうと2030年に札幌から東京まで新幹線で移動できるようになるということで、新幹線が止まる函館本線主要駅の現在の様子は、10年後には全く変わったものになっていることでしょう。ということで備忘録的な感じで2018年春に訪れた(通った)長万部駅構内の様子を(大分ガバですが)記録しておくことにしました。

記事内の移動行程は
旭川→札幌→(小樽経由)→長万部→函館
となっております。

では早速、本編に入りたいと思います。

 

この日の移動
旅程:旭川→札幌→長万部→函館(山線利用)
予算:5000円(JR北海道フリーパス25000円を5日間で使用)
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