天気は…ひどいですが、それ以上にツルッツルでまともに歩けません。それでも吹雪いてないだけマシだと思うことにしました。やはり何事もポジティブなのが大事。 あと写真では分からないとは思うのですが 風が強いです。 という訳で環境は過酷な一方で、観光客は他にバスに乗ってた人とその前の便で来られたと思われる人の5人と人混みのない快適な観光地でした。 やはり、こんな時期でも凸ったのは間違っていなかったのです。そう思いたいのです。
これは観光を取って択捉島を諦めた最北端の碑です。 まあ確かに自由に行ける中では一番北ですもんね。 天気はこの数分間でだいぶ落ち着いてきてはいました。
ただ雪は降りこそはしないものの、天気は相変わらず悪いまま。 一応40㌔程でサハリン(ロシア)が見えるはずなのですが…
これは…どうなんでしょう。樺太なんでしょうか。
いいや、樺太ということにしておきましょう。
ひとしきり最北端を味わった後、早くも昼食処を探すことにしました。 目の前の通りは空いてなかったので、上になにかないかと登ってみると、
あれですね、Unlimited Blade Works。 身体が標識と電柱で出来てるんですよ。 知らない方は調べてみてください。 まあ早い話が荒野ですね。 当然、営業中の飯屋などありません。
あと歴史的なものがポツンとありました。 海軍の大岬望楼というものです。 日露戦争直前期の1902年に設置され、海上監視や無線交信を行っていたそうです。 これがロマンですね。
あと海辺によくあるこの標識もありました。何気に東京からは1000㌔しか離れてないんですね。
ここら辺一体は特に雪が異様な体をしていました。まあ…砂砂漠ですよね。綺麗ちゃ綺麗ですね。
あ、そうそう。砂漠の砂って白いんですよね。黄色のイメージがあるんですけど。 あれは時間帯の問題なんです。 あの黄色は日が傾いた時に撮影されたものなんです。
皆さんも夕方になるとものが黄色、又はオレンジっぽい色を帯びる事、見たことはありますでしょう。 なぜその時間なのかというのは簡単な話です。傾いてなけりゃ暑くて外出できないんです。 一度「砂砂漠、昼間」で検索してみるといいでしょう。勿論、こんな真っ白ではないですけど。
色々パシャパシャしていきました。
おそらく日本の最北の信号。まっすぐ先には記念碑が見えますね。
昼食は少し歩いた場所でとれると知った筆者一行は、また案内所の方に戻ってきました。 お土産を買ったりする中で施設に資料館があると知った筆者は、建物の奥にある流氷資料館へ向かいました。
見よ、この圧迫感。 まるでレントゲン室。 扉には、健康に問題があれば立入はご遠慮下さいと描かれていますが、追い込まれた精神状態下では、 『入ればここがお前の墓場だ』 と解釈するのが正解です。 そこで死なば諸共と言うことで、友人も誘い恐る恐る入ると、快適でした。 とうとうやっちまったな、という訳ではありません。何が快適かと言うとですね、無風なので暖かく感じるのです。 ただ大した展示物はありませんでした。 流氷サイズの氷の上にここら辺を生息地とする動物が乗っているだけです。 それでも入口は凄いので来てみるのもいいでしょう。
観光案内所を後にした筆者は、昼食をとりにラーメン屋に行くべく歩くこと20分。 ラーメン屋の奥にあるはずのバス停に到着しました。そこでラーメン屋を探したのですがそれらしき建物を見つけることが出来ませんでした。戻る気力もなく、そのままバズに乗車することにしました。
いい勉強になりました。 教訓:冬に宗谷岬はよろしくないそして、25,6分してやって来たバスに乗り、筆者一行は宗谷岬を後にしました。
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