留萌本線(深川~留萌):葬式鉄の人混みを避けながら峠下駅などを巡る

E.朝疲れててもなんとか

バスは乗れませんでした。
ベッドから体が動きません。今回の旅行はこの日を含めてあと4日残っています。
無理を出来ません。

上の写真は朝7:00に撮ったものです。このことだけ見ると鞭で叩けばこの5分前に通るバスにも乗れたような気がするかもしれませんが、この時の筆者は(残念ではありましたが)後悔していませんでした。
「あの時こうしていれば」なんてものがなく、その上帰りに3kmもスーツケースを持って歩く自信などこれっぽっちもありませんでした。

まずは今朝の一つの山場である駅そばを食べるため、15分にはチェックアウトを済ませ外に出ました。
外は昨日までの雨が止み、小康状態といったところです。

何度か拝見している留萌本線の留萌増毛間部分と留萠鉄道臨港線の鉄橋跡を拝むために寄り道しながら、8時スタートの駅そば開店に間に合うよう歩いていきます。

写真だと遠くにこじんまりと見えるが、実際はもっと大きく感じる。

上の写真だと左側、下の写真だと右側が留萌線留萌-増毛間部分の廃線跡です。この6年半程前にここを列車で通ったということが俄かには信じがたく、別世界線での出来事のように感じてしまいます。
自分の思い描いていた光景に、黒か白かのペンキでベタッと塗りたくられたような感覚です。

自分が投稿していたYoutubeの動画にも開始して43秒くらいのところでこの区間が映るのですが、すぐには結びつかないものでした。

この道路を横切るような形で線路は伸びていたことになる。
43秒~が該当部分。

さらにこの手前までも過去のものとなってしまうと言うのですから、記録しておかねばとなります。
恥ずかしい話、記憶としては波にさらわれるように殆ど消えてしまいましたが…

例えばこの青看。留萌駅という表記はいつまで残るのか。
上からベタッと青いシールが貼り付けられてしまうのか、
「跡」となるのか、はたまた看板毎消えるのか。

7:40、再び留萌駅に来ました。
駅そばは8:00からということで、時間に多少の余裕はありますが、混んでいたりするのでしょうか。
人多すぎて食べられなかったりしたら嫌ですが、留萌に前泊できる人が少ないので多分大丈夫なはずですが…。

朝の留萌駅
朝の留萌駅_待合室で座る
駅員と駅そばの店員が一緒にモップ掛けをしていた

入ってみると駅の中にいたのは2-3人ほど。これなら駅そばを頂けそうです。
8:00に開店し、早速名物の鰊が入ったにしんそばを頼みました。

留萌のニシン街道 | 各地の北海道遺産 | 次の世代に残したい北海道の宝物 北海道遺産
ニシン漁は、松前藩の時代から北上するニシンを追い千石場所を変えながら、地域にさまざまな物語を残した。

3度目の訪問にして、ご当地で頂くのは初めてでしたが、愛嬌ある鰊の甘さとお淑やかな温かさを持ったつゆが身にしみる逸品です。朝の質素な雰囲気もあって忘れたくない一時でした。

(そばの写真も撮れればとは思いましたが、この雰囲気でスマホを取り出すのは忍びなく撮れませんでした。)

留萌の駅そば屋。周囲につゆの匂いが立ち込める。
暖簾付きの立ち食いそば屋
令和にして、昭和を偲ぶことが出来た

今でこそ、新しく出来た道の駅に入られているこのお店ですが、
当時は廃駅後の話が判っていませんでした。

なので、お客さんとお店の方とで廃止後のやり取りが見られました。
大体こんなやりとりです。
①「お店はどうなるのか」→「わからない、親方に聞いている」
②「建物はどうなるのか」→「わからない、すぐに壊すのかどうか」「でも8月くらいには壊すのかしら」

結果として、お店は道の駅に入り、駅舎は2025年現在でも残っているようです。
ですが、駅舎で食べたこの時間はとっておきの一時だったと思っています。

食べる【船場公園管理棟】 | 道の駅るもい【公式】
北海道留萌市・道の駅るもい公式サイト。広大な船場公園を舞台に遊具遊びやパークゴルフにドッグラン♪親子や家族で時間を過ごせる「ちゃいるも」、市内のおみやげも販売中。チャレンジショップではご当地グルメもお楽しみいただけます。

駅そばを頂き、列車に乗る頃には20人ほどの客が改札口に並びました。

ここに折り返しの客も乗り、

更に折り返しの客も加わり、列車は満席になりました。立ち席の方も5-10人ほどいます。

いつもの満員電車じゃん….と思いながら列車に揺られること20分。
筆者は一人列車を降りました。

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